Dining table set with plates, cutlery, wine glass, water glass, candles, and flower arrangement

テーブルコーディネートとは?基本の意味から実践方法まで完全解説

テーブルコーディネートとは何か

こんにちは。
熊本でテーブルコーディネート教室を主宰して、7年目の早川です。

『テーブルコーディネート』という言葉を聞いたことが無い方へ
食器やテーブルクロス、テーブルランナー、ランチョンマットなどを一定の法則に合わせて配置したり飾ったりすることをテーブルコーディネートと言います。簡単に言えば、

何より、テーブルに座る人のことを思ってコーディネートするひとときは、相手を想う時間であるとともに自分自身の暮らしを大切にする時間でもあります。

ただ見た目を整えるだけでなく、自然と対話できる「自分」であれば、その時、その場所にしかない空気感までコーディネートできるようになります。


さらに日常の中で花や草、緑に触れ、自然と対話できる自分であれば 見た目の良さだけでなく、その人らしいシーンや空気をコーディネートすることが出来るのです。

日本の美意識にのっとった心の在り方、暮らしのしつらい、生活の作法、それらに触れるとき、人はだれかを元気づけたり、優しくなれたり、心癒されます。そして、 人と人の心をつなぐ素晴らしい心を取り戻すことができるのです。

ここでは、テーブルコーディネートの基本から簡単な実践方法をお伝えしていきますので、最後までご覧ください。貴方の暮らしと心がより豊かに、健やかになるきっかけになれば幸いです。

なぜ今テーブルコーディネートが注目されているのか

テーブルコーディネートが注目されている理由として、コロナ禍でおうち時間が増加した事が要因と思われます。おうち時間をどう楽しむか、食事時間をもっと良いものにしたいと、テーブルコーディネートが取り入れられるようになったと思われます。

日々の食事時間でもテーブルクロスに綺麗な食器やお花で飾るだけでも特別感を得られるのが、テーブルコーディネートの魅力の一つです。
1枚のテーブルクロスを敷き、季節の花を一輪飾る。ただそれだけのことで「気が整い」、沈んでいた「気があがる」のを実感できます。

また、SNS文化が流行し、『映え』を意識した写真にテーブルコーディネートはピッタリです。多くの人が、テーブルコーディネートの写真を共有し、楽しむことも多くなっています。私自身、テーブルコーディネートの写真をInstagramへ掲載すると、多くの高評価をいただいております。

他にもホームパーティ需要が増えたことや物価高による外食の減少などで、おうち時間を楽しむテーブルコーディネートが人気となっていると感じています。

そんなテーブルコーディネートの基本を説明していきます。

大切な「基本のき」とは


手法やルールはたくさんありますが、何より大切なのは「基本のき」です。

この3つが欠けていては心地よい「気」は生まれません。
清潔なリネンや食器、無理のない配置、そして調和のとれた美しさ。

これは「食の基本のき」でもあると思いますので、毎日の食卓にも通じます。
リネンを使わなくて、お花を飾らなくても、この3つを心掛けてお食事の用意をしてくださいね。

これが揺るぎない土台となってこそ、コーディネートが輝きます。

テーブルコーディネートを形づくる基本要素

「基本のき」を踏まえた上でのテーブルコーディネートの基本要素は、
「演出(テーマ・季節感・カラー)」 だれとどんな時間を過ごしたいか?の物語を描きます。
「アイテム(食器・リネン類)」演出するための大切な道具たちです。
「ルール(配置・配慮)」 心地よく食事を楽しむための工夫と作法です。

の3大要素で構成されます。

まずはテーマを決め、色を3色以内に絞り、さらに立体感を意識して配置すること
これだけでお料理が映えるおしゃれな食卓が完成します。

次にテーブルコーディネートを彩るための各要素を説明していきます。

テーブルクロス・ランナー:空間の土台を作る

テーブルクロスとランナーは、空間の雰囲気を決める「土台」です。テーブルクロスは空間のベース色を作るだけでなく、食器を置く音の軽減や汚れ防止にもなります。テーブルランナーは中央に飾ることで華やかなアクセントを加え、見栄えをさらに高める効果があります。

テーマに合わせて素材や色を選びますが、季節感に合わせることで、その時々の空間を楽しむことができます。

テーブルコーディネート 土台を作る
テーブルコーディネート 土台を作る

食器・カトラリー:スタイルを決める主役

テーブルコーディネートには、食器の配置ルールの基本があります。
その一番の目的はゲストが迷いなく自然の所作でスムーズにお料理を召し上がれるように整えることです。

基本ルールがあります。気軽にテーブルコーディネートをやってみたい方は、初心者向けのポイントでお試しください。

項目配置場所基本ルール初心者向けポイント
メイン皿(プレート)席の中央椅子の正面に置くテーブルの端から指2本分内側
フォークメイン皿の左側使用順に外側から並べるテーブルの端から指3本分内側
家庭では1本でOK
ナイフメイン皿の右側刃を内側(皿側)に向けるテーブルの端から指3本分内側
フォークと左右対称を意識
スプーンナイフの右側スープ用使わない場合は置かなくてOK
グラス右上ナイフの上あたり水または飲み物用
ナプキン左側 or 皿の上折って置く簡単折り方でも雰囲気UP
パン皿(ある場合)左上フォークの上おもてなし時に使用
箸(和食の場合)手前右向きに箸先を左箸置きを使うと美しい
テーブルコーディネート スタイルを決める主役
テーブルコーディネート スタイルを決める主役
テーブルコーディネート スタイルを決める主役

センターピース・フラワーアレンジ:視線を集める演出

テーブルの真ん中に置くものを「センターピース」と言います。このセンターピースは、会話を楽しむための演出上で欠かせないテーブルを飾る装飾品になります。花、キャンドル、季節のアイテムを組み合わせて、美しく飾ることが基本です。

当テーブルコーディネート教室では、センターピースに置くお花を自分で花材を集め、作れるようになるのを目的にフラワーアレンジメントレッスンの時間も毎回設けています。

センターピース・フラワーアレンジ
センターピース・フラワーアレンジ
センターピース・フラワーアレンジ
センターピース・フラワーアレンジ
センターピース・フラワーアレンジ
センターピース・フラワーアレンジ
センターピース・フラワーアレンジ

(真夏のみアーティフィシャルを使ったレッスン)

ナプキン・小物:仕上げのアクセント

ナプキンは食器の次に目立つアイテムです。置き方や折り方で印象を大きく変えられます。 置き場所:は一般的には「お皿の上」または「フォークの左側」に配置します。

ナプキンの折り方にも種類があり、デルタ、扇形、ピラミッドなど、シーンに合わせて立体的に折ると華やかになります。

テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント

他にもアクセントとしてリボンやペーパーナプキン、ナプキンリング、季節の植物、ネームカードなどをナプキンに添えて個性を出します

テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント
テーブルコーディネート 仕上げのアクセント

シーン別テーブルコーディネートの実例

当教室でのテーブルコーディネートの実例を紹介します。
➡実績はインスタで紹介中

https://www.instagram.com/millemercis_emi

日常の食卓コーデ

ある日の我が家の夕食の2人のセッティング。普段はコーディネートというより、食器を基本の配置をして、向い側と揃えるように心がけています。

日常の食卓コーデ
日常の食卓コーデ

そして白い食器を使うことが多いです。シンプルですが、お料理で見た目が華やかになります。
下記は4人のセッティング。

日常の食卓コーデ
日常の食卓コーデ

ホームパーティ・おもてなしコーデ

非日常感を演出するテーブルコーディネート

ホームパーティ・おもてなしコーデ
ホームパーティ・おもてなしコーデ
ホームパーティ・おもてなしコーデ
ホームパーティ・おもてなしコーデ
ホームパーティ・おもてなしコーデ

 1人分をお菓子やお茶をトレーにのせるとまとまります。

記念日・季節イベント(クリスマス・ひな祭り・イースター・端午の節句など)コーデ

記念日・季節イベントコーデ
記念日・季節イベントコーデ
記念日・季節イベントコーデ
記念日・季節イベントコーデ
記念日・季節イベントコーデ

テーブルコーディネート初心者が陥りがちな失敗とその対策

テーブルコーディネート初心者さんのよくある失敗とは、「盛りすぎ」「テーマの不一致」「実用性の欠如」です。オシャレなコーディネートを目指すばかりに、食器やアイテムが多くなり、食事がしづらくなったり、統一感がなくなったりするケースが多く見られます。

テーブルコーディネートで失敗しないための3つのポイントを説明します。

色使いが多すぎて統一感がない

見た目が鮮やかでない、映えないと感じたら、基本の 「3色ルール」を思い出してください。

色とりどりなテーブルコーディネートをするためには、熟練のスキルが必要です。初心者さんは、3色ルールから、始める事をおすすめします。

アイテムが多すぎて食事しづらい

様々なアイテムでテーブルを飾ることは良いのですが、テーブルコーディネートは見た目だけでなく、食事のしやすさや衛生的な面にも配慮が必要です。無理に食器や小物を置くのではなく、余白を意識した配置をすると、綺麗で食事がしやすいテーブルコーディネートになります。

シーンとスタイルが合っていない

テーブルコーディネートでのシーン(目的・料理・時間帯)とスタイル(器・クロス・小物)が合っていないと、ちぐはぐな印象になり、せっかくの料理が映えません。例として、和食に洋風すぎるデコレーションをしている場合があります。和食器に不似合いなキラキラしたテーブルランナーや、合わないキャンドルを使用しているといったちぐはぐなコーデは美しくありません。 テーブルコーディネートを行う目的を定めてから、スタイルを決めていきましょう・

今日から始める初心者向けテーブルコーディネートの実践ステップ

テーブルコーディネートは、特別な食器を揃えなくても始められます。
大切なのは「少しの工夫」と「楽しむ気持ち」です。

ここでは、初心者でも今日からできる3つのステップをご紹介します。

STEP 1 手持ちのアイテムを棚卸しする

最初に行ってほしいのが、家にある食器やテーブル小物の確認です。
アイテムを新しく買い足す前に「今あるものを活かす」ことが、テーブルコーディネート上達の近道になります。

例えば、次のようなものをチェックしてみましょう。

  • お皿(大皿・取り皿・ボウル)
  • ランチョンマット
  • アンダープレート
  • カトラリー
  • グラス
  • 花瓶や小物
  • ナプキンやテーブルクロス

意外と、組み合わせ次第でおしゃれに見えるアイテムが見つかることが多いです。最近では100均でも可愛くて、おしゃれな食器や小物があります。まずは、100均でお試ししても良いですね。

初心者の方は、次のような視点で整理すると分かりやすくなります。

色で分ける

  • 白い食器
  • 木製のアイテム
  • ガラス素材
  • カラープレート

用途で分ける

  • 普段使い
  • おもてなし用
  • 和食用
  • 洋食用

この作業をするだけで、
「このお皿とこのランチョンマットは合いそう」
といったアイデアが自然と浮かんできます。

テーブルコーディネートは、買う前に組み合わせをイメージすることが重要です。

STEP 2 テーマカラーを1つ決める

次に行うのが、テーブルコーディネートのテーマカラーを決めることです。

初心者の方が失敗しやすいのが、「いろいろな色を使いすぎてしまうこと」です。

そこでおすすめなのが、
『まず1色だけ決める方法(1点突破)』です。

例えば、次のようなイメージです。

ナチュラル系
ベージュ・木目・ホワイト

カフェ風
ブラウン・ブラック

季節感コーデ
春:ピンク
夏:ブルー
秋:オレンジ
冬:レッド

例えば「今日はパープルで洋食」と決めるだけで

  • 皿&カトラリー
  • アンダープレート
  • ナプキン

などをその色に合わせることができ、統一感のあるテーブルコーデになります。

テーブルコーディネート テーマカラーを1つ決める

ポイントは

プロのテーブルコーディネートでもよく使われる考え方です。

基本の配色

  • ベースカラー(70%)
  • メインカラー(25%)
  • アクセントカラー(5%)

上記の画像はベースカラーをパープル、メインカラーを白、そしてアクセントカラーを茶(黒)にしています。

特にテーブルコーディネート初心者の方は

から始めると簡単です。

(ベースカラーは白、メインカラーはシルバー)

(ベースカラーは茶(黒)、メインカラーは白)

STEP 3 写真を撮ってSNSで記録・発信する

最後のステップは、テーブルコーディネートを写真に残すことです。

これはとても重要で、コーディネートが上達する人の多くが実践しています。

写真を撮ることで

というメリットがあります。

特におすすめなのが、SNSでの記録です。

例えば

Instagram
Pinterest
ブログ

などに投稿すると、同じ趣味の人とつながることもできます。

投稿する際は、次のような記録がおすすめです。

・今日のテーマ
・使ったアイテム
・料理メニュー
・感想

例えば

「今日はナチュラルカフェ風テーブル」
「木のプレートと白いお皿でコーディネート」

このようにテーマを記録していくと、
自分だけのテーブルコーディネートのスタイルが見えてきます。

テーブルコーディネートは「小さく始める」ことが大切

テーブルコーディネートは、難しく考える必要はありません。

大切なのは

この3つです。

続けるうちに、自然とセンスやバランス感覚が身についていきます。

まずは、小さく始めてみてください。

テーブルコーディネートをもっと深めたい方へ

テーブルコーディネートは奥が深いものです。私のように、テーブルを彩るものを勉強し、資格取得まで行っています。これまでに、生け花知香流華道盛物、野菜ソムリエ、行事食マイスター、豆腐マイスター、食品衛生責任者、上級麹士、東洋薬膳茶アドバイザー、ロースイーツクリエーターなどの資格を取得してきました。

そして、早川流テーブルコーディネートとして、教室を開催しています。「テーブルコーディネートを習ってみたい」「テーブルコーディネートに興味がある」という方は、季節毎に『はじめてのテーブルコーディネートのワークショップ』も開催していますので、是非、お申込みください。

テーブルコーディネートを定期的に学びたい方には、『basicコース(全6回)』もあります。

テーブルコーディネートのプロの資格(ディプロマ)取得をお考えの方へ

テーブルコーディネートを趣味から、仕事に変えたい方や料理教室を開いているが、差別化や集客に悩んでいる方へ『テーブルコーディネートアドバンスコース』もあります。

感性を磨き、伝える力を育みます。 知識やテクニックを学び、シチュエーションに合わせて 自信をもって様々なスタイルの コーディネートができるようになります。

プロとしてお仕事したい方は是非、ご相談ください。

テーブルコーディネートの基本から実践方法のまとめ

テーブルコーディネートについて知っていただけましたか。人と人とをつなぐ空間演出や日常に彩りを添える事ができるスキルは、あなたのこれからの生活をより良いものに変えられます。

ちょっとでも興味を持っていただけましたら、是非、教室にお申込みください。一緒に楽しみながらお勉強しましょう。お問合せ、お申込みをお待ちしております。

テーブルコーディネート・パン料理教室
Mille Mercis ミルメルシー

住所:熊本市東区画図町重富153-1
駐車場:Max10台あり
お問合せ&ご依頼は、お問合せフォームや公式LINE・インスタDMにて
※お問合せ後2営業日以内にご返答します。
営業時間 9時~17時
定休日: 不定休